米国相場来週の見通し
素人君です。
28日のNYダウの下落幅はリーマンショック時の数値を上回って、過去最高になりました。南米等、温暖な地域でも感染者が出るなど、WHO(世界保健機関)は、危険度の指標を最高ランクまで引き上げました。
VIX指数が金融危機レベル
VIX指数は「恐怖指数」と言われ、数値が高い程、投資家が先行きに不安を感じているとされています。そのVIX指数を40を超えて49.48を示しました。40を超える過去の出来事として、2001年アメリカ同時多発テロ(49.35)、2008年リーマンブラザース破綻(42.16)、2008年世界金融危機(89.35)、2011年ギリシャ国債のデフォルト(46.88)等があります。過去の金融危機レベルの数値を叩き出している為、警戒が必要です。
来週の相場が、VIX指数やFRB利下げ示唆等が、どの程度相場に影響してくるのかが、注目されます。
米国FRB利下げ示唆
素人君です。
FRB(米国連邦準備制度理事会)のパウエル議長が新型コロナウイルスが米国の経済成長を妨げる可能性を危惧して、政策金利の引き下げの用意をしている事を示唆しました。金利を下げ、キャッシュの流通量を増やして景気を刺激して経済成長の下支えをする必要性を感じているようです。
為替への影響
政策金利の引き下げを示唆した為、更に資金が流出してドルから資金を逃がそうとする可能性が高く、一時的にドル安はこれから進む可能性があります。
株価への影響
本来、景気が悪くなった時に利下げを行うので、普段と違った動きとなりリスクを懸念して株価は一時的に下落が進む可能性があります。
FRB等の動きは相場に大きな影響を及ぼす為、今後、注視が必要になり、情報を収集する事が賢明です。