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米国株ファンド、資金流出続く

素人君です。

 

 米投資信託協会(ICI)が公表したデータによると、米国株に投資するミューチュアル・ファンドと上場投資信託ETF)の過去1週間の資金流出は、34億ドルの流出超えだったようです。

 これは、S&P500指数が米中貿易交渉への期待感から最高値を更新している高値警戒感が引き起こしている現象のようです。

 以前、ヘッジファンド投資家のマイケル・バーリ氏は、最近のインデックスファンドの資金流出は2008年の世界的な金融危機が深刻かする前の債務担保証券CDO)のバブルと類似性があると指摘しています。

 CODサブプライムローンと組み合わさることにより、リスクが低く格付けが高い債券(AAA)とリスクが高く格付けが低い債券(BBB)が組成されることで、正確な格付けを行う事が難しくなります。したがって、粗悪な債権を高い格付けにすることで、リスクの高い債券をあたかもリスクが低いかのように見せかけることできるようです。その結果、債務を回収することができずに貸し倒れが発生して損失が膨らむことで金融危機を引き起こすこととなりました。

  この警鐘が信憑性の高い情報であれば、リセッション(景気後退)は、すぐ近くまで忍び寄ってきているかもしれません。