AT&T 株主還元、債務削減
素人君です。
AT&Tは、12月13日、四半期配当を2%引き上げ0.52ドルにすると発表したようです。また、自社株買いなども発表し、株主還元を促進させ、さらに債務削減を発表したようです。2020年第1四半期には1億株(発行済み株式数の約1.4%)の買戻しを見込んでいるようです。
自社株買いのメリット
ここで私が疑問に思ったのが、自社株買いをすることで、どのようなメリットがあるのか、という点でしたので、調べました。
・株主への利益還元。
発行済み株式総数が減少することによって1株あたりの利益・資産が増加し、株価の引き上げ効果が生じる。
・自社社員へのストックオプションの為の取得。
会社が成長(株価上昇)に伴い価値が上がる持ち株を従業員、役員に与え業務に対するモチベーションを向上させて業績を上昇させる手段として利用する。
自社株買いのデメリット
・財務体質の悪化
自社株買いは手元資金で行うので、自己資本が減ります。自己資本比率は企業の安全性を測る指標になるので、その自己資本比率が減ると安全性が下がったとみなされるようです。
一般的に自己資本比率が20%を下回ると、危険水準にあるといわれているようなので、この点は注意が必要のようです。
自社株買いはメリットが多いように感じましたので、引き続きAT&T銘柄は保有、定期購入を行っていこうと思っています。