米国の代表的な株価指数
素人君です。
日本では、代表的な株価指数は日経225(日経平均株価)、東証株価指数(TOPIX)があります。この市場の動きで投資家、その他の関係者は日本株の市場を把握します。
米国では、日経225(日経平均株価)のようによく耳にすするのが、NYダウ平均があります。しかし、NYダウ平均以外にも投資家が目を通す指数がありますので、今回はその代表的な株価指数を紹介していきます。
NYダウ平均とは
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが、アメリカのさまざまな業種の代表的な銘柄を選出し、平均株価をリアルタイムで公表する株価平均型株価指数です。
代表的な銘柄としては、アップル、マイクロソフト、コカ・コーラ、ナイキ、マクドナルド等、日本でも有名な企業が名を連ねています。
NYダウの特徴としては、30業種トップ企業の構成銘柄が時代に合わせて変わり、多国籍企業が多いという特徴があります。
S&P500
S&P500とは、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが、「ニューヨーク証券取引所」「NYSE American」「NASDAQ」に上場している米国の大企業500銘柄の株価を基に算出される株価指数です。
S&P500の構成企業はハイテク産業(情報通信)の割合が高く、フェイスブック、アップル、アマゾン、マイクロソフト、グーグルを中心とした大型株がS&Pの数値に大きな影響を与えています。
ナスダック総合指数
ナスダック総合指数とは、アメリカの全米証券企業(NASDAQ)が運営する電子株式市場でアメリカの新興企業(ベンチャー)向け「NASDAQ」に上場している3,300以上の銘柄の全てから算出された指数です。
構成銘柄はハイテク産業が多いのが特徴で、S&P500との違いは中型、小型株が中心としています。
ラッセル2000
ラッセル2000とは、ラッセルインベストメントが1984年に開発した、「ニューヨーク証券取引所」「NASDAQ」などに上場している、時価総額1001位から3000位までの小型銘柄を中心に構成を組んでいます。
以上が米国の代表的な株価指数でした。それぞれの指数には、それぞれの特徴がある為、うまく活用し、米国株投資の参考になればと思います。