REITについて

素人君です。

　REIT（不動産投資信託）とは、Real Estate Investment Trustの略で、Estateは不動産権、財産権を指します。

　不動産投資信託とは、不動産を中心に運用する金融商品で、その多くは金融商品取引所に上場しており通常の株式と同じように金融商品取引所で売買することが可能です。

　仕組みは、投資家から集めた資金で不動産投資法人の専門家が不動産を購入し、購入した不動産を賃貸し、その賃料収入や売却益から費用を差し引いた残りの収益を投資家に分配します。

　不動産投資法人が実質的な運用を行うことは法律で禁じられている為、資産運用会社と資産保管会社、事務受託会社に業務委託されています。

REITで保有する不動産の種類

・オフィスビル

・マンション

・ホテル

・商業施設

・倉庫

REITのメリット

・少額の資金（10万円程度）から始められる。

・不動産を購入して所有する必要がない。

・流動性が高く、市場で売り買いしやすい。

・運用はプロが行うので手間がかからない。

・一つの商品で複数の不動産に分散投資が可能。

REITのデメリット

・実物不動産を所有できない。

・投資法人が上場廃止、倒産した場合に価値が損なわれる。

・レバレッジが利かせづらい。

　不動産投資を検討しているが、資金が少ないという方はREITで少額から投資を行い、投資資金が集まってから、現物投資に移行されるとい方法もありますので、REITを活用を検討してみてはいかがでしょうか。