素人君の株式投資

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法人化メリット、デメリット

素人君です。

 

 日本は個人投資家に対しての税率が高いです。私も今は少額の投資額ですが、金額が大きくなるにつれて税金はかなりの痛手になる可能性があります。

 しかし、法人化することで税務面で有利に働く場合があります。今回は、法人化するメリット、デメリットを書いていきます。

 

 

 

 

法人化メリット

 

雑所得を給与所得に切り替えることができる

 個人での投資での収入は雑所得として扱われ、所得税住民税と合わせて20%の税金がかかります。法人化して所得を役員報酬にすれば税務上給与所得となりますので、税率を10%にすることができます。

 

経費として認めらる

 会社運営の経費として、それ以外の費用も経費として認めてもらえるようになります。例えば、親族を役員にして役員報酬を払う分を経費として所得から差し引くこともできます。

 

損益通算がしやすい

 個人では、株式、投資信託先物、FXなど様々なジャンルを損益通算ができませんが、法人であれば様々なジャンルの損益を通算することが可能になります。

 

繰り越し控除がしやすい

 個人の場合、FXでの雑所得の繰り越し控除が認められません。しかし、法人の場合、繰り越し控除が可能な為、前年度赤字だった場合、翌年度の結果が黒字の場合、控除されます。

 

 

法人化デメリット

 

会社設立時の費用

 設立の経費として定款作成費用、登記の為の登録免許税、行政書士司法書士への報酬等初期費用。法人住民税の均等割り費用、税務申告の為の税理士への顧問料を毎年支払う必要があります。

 

社会保険への加入

 会社設立後は健康保険や厚生年金保険に強制的に加入させられます。

 

 以上のように法人化することで、税務面で有利になる可能性がありますので、今後、資産運用額が大きくなれば法人化を検討する必要がありそうです。